|
(注) |
1. |
島木赤彦の「湖畔の冬」は、「久保田俊彦ノ文ニ據ル」として、文部省教科書『中等國語一[後]』に掲載された文章です。久保田俊彦は、島木赤彦の本名です。 |
|
|
|
|
2. |
この教科書は、昭和21年8月6日に発行されたもので、この年度しか使われませんでした。翌昭和22年には新制中学が発足して、新しい教科書が作られたからです。新しい教科書には、残念ながら赤彦のこの文章は載らなかったようです。 |
|
|
|
|
3. |
本文の表記は、漢字は旧漢字、仮名遣いは歴史的仮名遣いになっています。(ただし、「壘壁」のルビが「るゐへき」になっているのは、「るいへき」が正しい歴史的仮名遣いでしょうか。) |
|
|
|
|
4. |
この教科書は、終戦の翌年に作られた教科書であったため、奥付にはローマ字で、「APPROVED BY MINISTRY OF EDUCATION (DATE Aug. 2, 1946)」と書かれていました。 |
|
|
|
|
5. |
島木赤彦(しまき・あかひこ)=歌人。本名、久保田俊彦。長野県諏訪生れ。長野師範卒。雑誌「比牟呂」を創刊。伊藤左千夫に師事。「アララギ」を編集。写生主義に立脚し、峻厳孤高の鍛練道を実践。歌集「氷魚」「太虗集」、著「歌道小見」「万葉集の鑑賞及び其批評」など。(1876-1926)(『広辞苑』第6版による。) |
|
|
|
|
6. |
『中等國語
一(1)』掲載の「涼み臺」の本文が、資料216にあります。
『中等國語 二(2)』掲載の「クラーク先生」の本文が、資料212にあります。
『中等國語 二(2)』掲載の「意味の変遷」の本文が、資料215にあります。
『中等國語 三(2)』掲載の「芭蕉の名句」の本文が、資料213にあります。 |
|
|