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(注) |
1. |
この藤岡勝二「意味の変遷」は、文部省・昭和22年9月8日発行、同日翻刻発行の『中等國語 二(2)』(著作権所有 著作兼発行者 文部省。翻刻発行者 中等学校 教科書株式会社。 印刷者 大日本印刷株式会社。 発行所 中等学校教科書株式会社)によりました。 |
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2. |
本文の中に、新字体と旧字体の漢字が交じっていますが、これはできるだけ教科書の原文通りにしてあるものです。
旧字体の漢字には、次のようなものがあります。「廣」「將」「轉」「應」「兒」「樣」「獸」「眞」「乘」「佛」「藥」「敎」「帶」「爭」など。
なお、原文は しんにゅう(しんにょう)も、すべて点二つの正字の形になっています。 |
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3. |
平仮名の「く」を縦に伸ばした形の繰り返し符号は、普通の文字に直してあります(「だんだん」「いろいろ」「もともと」「おのおの」「しばしば」など)。 |
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4. |
『ことばの講座 第1輯』(音声学協会編、1931年研究社発行)の中に、「意味の変遷(藤岡勝二)」が収められていますが、これと教科書に採られた文章との関係は未確認です。 |
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5. |
藤岡勝二(ふじおか・かつじ)=言語学者。京都生れ。東大教授。東洋語学を研究、日本語とウラル‐アルタイ語との類似を指摘。訳著「ヴァンドリエス言語学概論」「滿文老」など。(1872-1935) (『広辞苑』第6版による。)
(木+當)の漢字は、“島根県立大学e漢字フォント”を利用させていただきました。 |
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6. |
『中等國語 二(2)』の教科書は、昭和21年に戦後初めて旧制中学校に入学した生徒たちが、中学2年生の時に使用した教科書です。
この年(昭和22年)、新制中学校が新たに発足して、昭和16年にできた国民学校に1年生に入学した生徒たちが、新制中学の1年生になりました。
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7. |
『中等國語 二(2)』の目次(目録)を次にあげておきます。
一 クラーク先生(大島正健) 二 国際婦人会議に出席して(石垣綾子)
三 学級日記 四 少年の日の思い出(ヘルマン‐ヘッセ 高橋健二訳)
五 万葉秀歌(斎藤茂吉) 六 意味の変遷(藤岡勝二)
七 砂丘(下村健二) |
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8. |
資料212に、「一 クラーク先生」(大島正健)の本文があります。 |
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