次に掲げる書き下し文の「松下村塾記」は、『吉田松陰全集 第4巻』(山口県教育会編纂、岩波書店・昭和13年11月22日発行)所収の『丙辰幽室文稿』に拠った本文です。
全集巻末の「解題」に、『丙辰幽室文稿』の「國文書流し並びに校訂」は、委員の玖村敏雄氏が担当した、とあります。 |
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(注) | 1. |
上記の本文は、「国立国会図書館デジタルコレクション」所収の『吉田松陰全集』第4巻(山口教育会編纂、岩波書店・昭和13年11月22日発行所収)によりました。
「国立国会図書館デジタルコレクション」 →『吉田松陰全集』第4巻 「松下村塾記」は、93~95/241 にあります。 なお、「松下村塾記」の原文(漢文)は、資料505にあります。 → 資料505 吉田松陰「松下村塾記」[原文](『吉田松陰全集 第3巻』による) |
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2. | 上記の本文の振り仮名は括弧に入れて示し、平仮名の「こ」をつぶした形の繰り返し符号は、「々」で代用しました。 | ||||
3. | 「華夷」について、大和書房発行の『吉田松陰全集 第二巻』 (1973年3月30日初版第1刷発行、2012年6月1日新装版第2刷発行)の頭注に、「華は中国人の自国に対する自称、夷は外国。ここでは、自国と外国との主客・本末の別を明確にすべきことをいう」とあります。 | ||||
4. | 京都大学附属図書館のホームページにある「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」に、吉田松陰撰幷書の「松下村塾記」の画像があります。画像は小さいですが、画像を拡大すれば文字を読みとることができます。 「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」 → 吉田松陰撰幷書「松下村塾記」 なお、その「維新資料画像データベース」の中に「維新資料人名解説データ」があり、そこに吉田松陰の解説があります。 |
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5. | 国立国会図書館のホームページの中に「近代日本人の肖像」というページがあり、そこで吉田松陰の肖像写真を見ることができます。 | ||||
6. | 松陰と『宝島』の作者・スチーブンソンとのつながりについて書いた本には、よしだみどり著『烈々たる日本人 日本より先に書かれた謎の吉田松陰伝 イギリスの文豪スティーヴンスンがなぜ』(祥伝社ノン・ブック、2000年10月10日発行)があります。 | ||||
7. | Roadside Libraryというサイトに、スチーブンソンの『YOSHIDA=TORAJIRO』が出ています。 Roadside Library → 『YOSHIDA=TORAJIRO』 |
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8. | 資料36に、吉田松陰『留魂録』があります。 | ||||
9. | 資料71に、吉田松陰『東北遊日記(抄)』があります。 | ||||
10. | 資料32に、吉田松陰の「父・叔父・兄への手紙」があります。 | ||||
11. | 資料504に、吉田松陰『幽囚録』[原文](『吉田松陰全集 第1巻』所収)があります。 | ||||
12. | 資料503に、吉田松陰『幽囚録』[原文](『松陰先生遺著』所収)があります。 | ||||
13. | 吉田松陰の「士規七則」については、資料433「力士七則」の注3,4をご覧ください。 | ||||
14. | 2010年7月号の『常陽藝文』(常陽藝文センター、平成22年7月1日発行)に藝文風土記<吉田松陰の「東北遊日記」>があります。 | ||||
15. | 『吉田松陰.com』というサイトがあって、たいへん参考になります。 |