資料486 柳田国男「ヨナタマ(海霊)」(『故郷七十年』より)
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(注) | 1. | 上記の「ヨナタマ(海霊)」の本文は、『定本 柳田國男集別巻第三(新装版)』(筑摩書房・昭和46年3月20日第1刷発行、昭和50年5月20日第6刷発行)所収の『故郷七十年』によりました。 | |||
2. | 平仮名の「く」を縦に伸ばしたような形の繰り返し符号は、上の文字を繰り返すことによって表記してあります(「いろいろ」「ますます」)。 | ||||
3. | 巻末の「あとがき」に、「「故郷七十年」は、昭和三十三年一月八日から同年九月十四日まで、二百回に亙つて神戸新聞に連載されたものである。神戸新聞社創立六十年記念の為に、兵庫県出身の著者が、嘉治隆一氏の慫慂により口述筆記せしめたものである。後、昭和三十四年十一月編集をかえて、単行本としてのじぎく文庫より出版された。本書は新聞発表当初の体裁を踏襲し、それに未発表の分を拾遺として附加した」とあります。 | ||||
4. | 柳田国男(やなきた・くにお)=民俗学者。兵庫県生れ。東大卒。貴族院書記官長を経て朝日新聞に入社。民間にあって民俗学研究を主導。民間伝承の会・民俗学研究所を設立。「遠野物語」「蝸牛考」など著作が多い。文化勲章。(1875~1962)。(『広辞苑』第6版による。) * 柳田国男の「柳田」は、「田」を濁らずに「やなぎた」と読ませていることに注意が必要です。 |
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5. | 柳田国男関係の次の資料があります。 資料481 柳田国男「布川のこと」(『故郷七十年』より) 資料482 柳田国男「ある神秘な暗示」(『故郷七十年』より) 資料485 柳田国男「大利根の白帆」(『故郷七十年』より) 資料484 柳田国男「イナサ(東南風)」(『故郷七十年』より) 資料480 柳田国男「不幸なる芸術」」 |
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6. | 兵庫県にある『福崎町立 柳田國男・松岡家記念館』のホームページがあります。 | ||||
7. | 青空文庫で、『遠野物語』『木綿以前の事』などを読むことができます。 → 『遠野物語』 → 『木綿以前の事」 |
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8. | フリー百科事典『ウィキペディア』に、「柳田国男」の項があります。 フリー百科事典『ウィキペディア』 → 「柳田国男」 |
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