資料480 柳田国男「不幸なる芸術」
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(注) | 1. | 上記の「不幸なる藝術」の本文は、『定本 柳田國男集第七巻(新装版)』(筑摩書房・昭和43年12月20日第1刷発行、昭和50年5月20日第8刷発行)によりました。 | ||
2. | 巻末の「内容細目」によれば、「不幸なる藝術」の初出は昭和2年9月『文藝春秋』(5巻9号)、「あとがき」によれば、単行本『不幸なる藝術』は、昭和28年6月、筑摩書房より発行、とあります。 『不幸なる藝術』には、論文「不幸なる藝術」の他に、「ウソと子供」「ウソと文学との関係」「たくらた考」「馬鹿考異説」「嗚滸の文学」「涕泣史談」が収められており、この他に昭和21年1月養徳社から発行された『笑の本願』に収められている論文「笑の本願」「笑の敎育」「女の咲顔」が収録されています。 |
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3. | 平仮名の「く」を縦に長く伸ばした形の繰り返し符号は、平仮名を繰り返すことによって表記しました。(「にがにがしい」「やれやれ」) 繰り返し符号「ゝ」を二つ重ねた形の繰り返し符号は、「々」によって表記しました。(「愈々」「中々」「稍々」) |
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4. |
柳田国男(やなきた・くにお)=民俗学者。兵庫県生れ。東大卒。貴族院書記官長を経て朝日新聞に入社。民間にあって民俗学研究を主導。民間伝承の会・民俗学研究所を設立。「遠野物語」「蝸牛考」など著作が多い。文化勲章。(1875~1962)(『広辞苑』第6版による。) * 柳田国男の「柳田」は、「田」を濁らずに「やなぎた」と読ませていることに注意が必要です。 |
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5. | 兵庫県にある『福崎町立 柳田國男・松岡家記念館』のホームページがあります。 | |||
6. | 青空文庫で、『遠野物語』『木綿以前の事』などを読むことができます。 → 『遠野物語』 → 『木綿以前の事』 |
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7. | フリー百科事典『ウィキペディア』に、「柳田国男」の項があります。 『ウィキペディア』 → 「柳田国男」 |
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