(注) | 1. |
上記の「女化原稲荷由来之事」は、『東洋義人百家伝』に収められている『常久肝胆夢物語』によりました。 「村々大小之百姓女化原へ集る事 附女化原稲荷由来之事」の「女化原稲荷由来之事」の部分です。(この部分は、『東洋義人百家伝』第三帙之下の中の『常久肝胆夢物語』上巻に出ています。) 『東洋義人百家伝』第三帙下(小室信介編。案外堂蔵版、明治17年6月30日大橋忠孫出版)は、文学研究資料館のホームページに収められています。 → 文学研究資料館 → 『東洋義人百家伝』第三帙下 (103~105/135) 同じ本が、国立国会図書館デジタルライブラリーにも収められています。 → 国立国会図書館デジタルライブラリー → 『東洋義人百家伝』第三帙下 (16~18/48) |
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2. | 平仮名の「く」を縦に伸ばした形の繰り返し符号は、同じ仮名を繰り返して表記してあります。(はらはら) | ||||
3. | 初めの部分に出ている「和田原と申しけるとかや」は、「和田原とも申しけるとかや」ではないかと思いますが、原文のままにしてあります。 また、中程に出ている「中睦まじく」の「中」も原文のままです。 |
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4. |
『東国戦記実録』所収の「女化ノ原野狐物語ノ事」が資料588にあります。 → 資料588「女化ノ原野狐物語ノ事」(『東国戦記実録』より) |
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5. |
「栗林義長伝」(『常総軍記』巻十・『利根川図誌』による)が資料589にあります。 → 資料589「栗林義長伝」(『常総軍記』巻十・『利根川図誌』による) |
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6. |
女化(おなばけ)=茨城県牛久市の南部に位置する町。牛久市女化町。 → フリー百科事典『ウィキペディア』 → 女化町(おなばけちょう) |
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7. |
似たような話の、有名な古浄瑠璃「信太妻」が資料198にあります。 → 資料198 古浄瑠璃「信太妻」 |