(注) | 1. |
上記の「女化ノ原野狐物語ノ事」は、『東国戦記実録』中巻に記載されている「北條氏堯栗林義長ヲ惣大將ニ立ル事
附 女化之原野狐物語ノ事」によりました。(「女化之原」は、『東国戦記実録』の目次に「女化ノ原野狐物語ノ事」とあるので、「女化ノ原」としました。) この『東国戦記実録』(小菅與四郎・編輯兼発行。明治41年9月20日発行)は、『国立国会図書館デジタルコレクション』に収録されています。 『国立国会図書館デジタルコレクション』 → 『東国戦記実録』 (170~176/324 が「北條氏堯栗林義長ヲ惣大將ニ立ル事 附 女化之原野狐物語ノ事」の部分) |
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2. | 平仮名の「く」を長く伸ばした形の繰り返し符号は、もとの仮名を当てて表記してあります。(ソヨソヨ、カクカク) | ||||
3. | この話には細かいところでいろいろ違いが見られ、忠五郎が忠七となっていたり、ここでは栗林義長は忠三郎の孫(竹松の子の千代松)ということになっていますが、義長自身が狐を助けたという話もあるようです。 | ||||
4. |
「栗林義長伝」(『常総軍記』巻十・『利根川図誌』による)が、資料589にあります。 → 資料589 「栗林義長伝」(『常総軍記』巻十・『利根川図誌』による) |
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5. | 似たような話の、有名な古浄瑠璃「信太妻」が資料198にあります。 → 資料198 古浄瑠璃「信太妻」 |
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6. | 女化(おなばけ)=茨城県牛久市の南部に位置する町。牛久市女化町。 → フリー百科事典『ウィキペディア』 → 女化町(おなばけちょう) |