資料491『北越雪譜』総目録
ここに、鈴木牧之の『北越雪譜』の総目録を掲げておきます。
『北越雪譜』の各巻頭にある目録は、本文中の題とは表現の異なる個所があります。
並べる順序は、版本では上から下へ、左の次の行に移って上から下へと並べてありますが、ここでは次のように。左側の列から右の行へと移る形にしてあります。
|
（例） |
１ |
７ |
|
|
２ |
８ |
|
|
３ |
９ |
|
|
４ |
１０ |
|
|
５ |
１１ |
| ６ | ||
|
|
||
| |
||
|
北越雪譜初編
巻之上 |
|
|
|
|
地気（ちき）雪と成る弁 |
雪蟄（ゆきこもり） |
|
|
雪の形状（かたち） |
胎内潜（たいないくゞり） |
|
|
雪の深浅 |
雪中（せつちゆう）の洪水 |
|
|
雪意（ゆきもよひ） |
熊捕（くまとり） 並 白熊 |
|
|
雪の用意 |
熊人を助（たすく） |
|
|
初雪 |
雪中の虫 |
|
|
雪の堆量（たかさ） |
雪吹（ふゞき） |
|
|
雪竿 |
雪中の火 |
|
|
雪を払ふ |
破目山（われめきやま） |
|
|
沫雪（あわゆき） |
雪頽（なだれ） |
|
|
雪道 |
|
|
|
通計 二十一条 |
|
|
|
|
|
|
|
雪頽（なだれ）人に災（わざはひ）す |
縮（ちゞみ）を曬（さら）す 並 縮の市 |
|
|
寺の雪頽（なだれ） |
ほふら |
|
|
玉山翁が雪の図 |
雪中（せつちゆう）花水（はなみづ）祝ひ |
|
|
越後縮（ちゞみ） |
菱山（ひしやま）の奇事 |
|
|
縮の種類 |
秋山の古風（こふう） |
|
|
縮の紵（を） 並 紵績（をうみ） |
狐火 |
|
|
縷綸（いとによる） |
狐を捕（と）る |
|
|
織婦（はたおりをんな） |
雁（がん）の代見立（しろみたて） |
|
|
織婦（はたおりをんな）の発狂（きちがひ） |
天の網 |
|
|
御機屋 （おはたや） |
雁（がん）の総立（そうだち） |
|
|
御機屋の霊威（れいゐ） |
渋海川（しぶみがは）ざい渉（わた）り |
|
|
通計 二十四条 |
|
|
|
|
|
|
|
渋海川（しぶみかは）さかべつたう |
笈掛岩（おひかけいは） の氷柱（つらゝ） |
|
|
鮭（さけ）の字考（じのかうがへ） |
滝の氷柱（つらゝ） |
|
|
鮏（さけ）の食用 |
雪中（せつちゆう）の寒行（かんぎやう） |
|
|
鮏を出（いだ）す所並鮏始終（さけのはじめをはり） |
寒行（かんぎやう）の威徳（ゐとく） |
|
|
鮏を捕（と）る打切（うちきり） 並 つゞ |
雪中（せつちゆう）の幽霊 |
|
|
搔網（かきあみ） |
関山村の毛塚（けづか） |
|
|
漁夫（ぎよふ）の溺死 |
雪中（せつちゆう）鹿を追ふ |
|
|
千曲川の総滝（そうたき） |
泊（とま）り山の大猫（おほねこ） |
|
|
鮏漁（さけとり）の類術（るゐじゆつ） |
山言語（やまことば） |
|
|
鮏の洲走（すばし）り |
童（わらべ）の雪遊び |
|
|
人家の垂氷（つらゝ） |
雪に座頭（ざとう）を降（ふら）す |
|
|
通計 二十三条 |
|
|
|
|
|
|
|
越後の城下 |
雪中の用具 |
|
|
古哥（こか）ある旧蹟（きうせき） |
輴（そり）の説 |
|
|
雪の元日 |
寒気の力（ちから） |
|
|
雪の正月 |
シガ |
|
|
玉栗（たまくり）・羽子擢（はごつき） |
夏の雪 |
|
|
雪吹（ふゞき）に焼飯を売（うる） |
削冰（けづりひ） |
|
|
雪中の戯場（しばゐ） |
雪の多少 |
|
|
家内の冰柱（つらゝ） |
浦佐の堂参（だうまゐり） |
|
|
通計 十六条 |
|
|
|
|
|
|
|
雪頽（なだれ）に熊を得（う）る |
亀の化石 |
|
|
雪頽（なだれ）の難 |
夜光の玉 |
|
|
雪中（せつちゆう）の葬式 |
餅花（もちはな） |
|
|
竜燈（りうとう） |
斎（さい）の神勧進（くわんじん） |
|
|
芭蕉翁が遺墨（ゐぼく） |
斎（さい）の神祭事（さいじ） |
|
|
芭蕉略伝 |
天麩羅（てんふら）の始原（はじまり） |
|
|
はせをの容皃（かほかたち） |
煉羊羹（ねりやうかん）の起立（はじめ） |
|
|
化石渓（くわせきだに） |
雪中の狼（おほかみ） |
|
|
通計 十六条 |
|
|
|
|
|
|
|
鳥追櫓（とりおひやぐら） |
北高和尚（ほくかうわせう） |
|
|
雪 霜 |
年賀の哥（うた） |
|
|
地獄谷の火 |
逃入村（にごりむら）の不思議 |
|
|
越後の人物 |
菅神（くわんじん）御伝略 |
|
|
無縫塔（むはうたふ） |
田代の七ッ釜（かま） |
|
|
通計 十条 |
|
|
|
|
|
|
|
異獣（いじう） |
石打明神（いしうちみやうじん） |
|
|
火浣布（くわくわんふ） |
美人 |
|
|
弘智法印（こうちほふいん） |
蛾眉山下（がびさんかの）標準（みちしるべ） |
|
|
土中（どちゆう）の舟 |
苗場山（なへばさん） |
|
|
白烏（しろからす） |
三四月の雪 |
|
|
両頭の蛇 |
鶴（つる）恩に報（むく）ゆ |
|
|
浮島 |
|
|
|
通計 十三条 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(注)
１．
上記の『北越雪譜』総目録は、ワイド版岩波文庫『北越雪譜』（鈴木牧之編撰・京山人百樹刪定・岡田武松校訂、岩波書店・1991年12月6日第1刷発行）によりました。
２．
『北越雪譜』については、資料490「『北越雪譜』（初編巻之上）」をご覧ください。
トップページ（目次）へ