資料470 白隠禅師坐禅和讃
白隱禪師坐禪和讚
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衆生(しゆじやう)本來佛なり |
(注) | 1. |
上記の「白隠禅師坐禅和讃」は、『白隠禅師法語録』(白隠著、森江英二・編輯兼発行、森書店・大正11年3月25日発行)に拠りました。 ただし、引用者の判断で、本文の「水の氷のごとくにて」を「水と氷のごとくにて」に、「波羅密」を「波羅蜜」に、「皆この中(なか)に歸するなり」の「中(なか)」を「中(うち)」に改めてあります。なお、「ゆへに」の仮名は原文のままにしてあります。 |
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2. | 上記の『白隠禅師法語録』は、『国立国会図書館デジタルコレクション』に収められており、そこで画像の本文を見ることができます。 『国立国会図書館デジタルコレクション』 → 『白隠禅師法語録』 10/107 |
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3. | フリー百科事典『ウィキペディア』に、「坐禅和讃」・「白隠慧鶴」の項があります。 | ||||
4. | 白隠(はくいん)=江戸中期の臨済宗の僧。名は慧鶴(えかく)、号は鵠林。駿河の人。若くして各地で修行、京都妙心寺第一座となった後も諸国を遍歴教化、駿河の松蔭寺などを復興したほか多くの信者を集め、臨済宗中興の祖とされた。気魄ある禅画をよくした。諡号(しごう)は神機独妙禅師・正宗国師。著「荊叢毒蘂」「息耕録」「槐安国語」「遠羅天釜(おらでがま)」「夜船閑話」など。(1685-1768)(『広辞苑』第6版による。) | ||||
5. | 「坐禅和讃」の意訳や現代語訳が出ていサイトがあります。一つだけ挙げておきます。 『web智光院』の「白隠禅師坐禅和讃 概説」 |
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6. | 『花園大学国際禅学研究所』というサイトに「白隠禅師坐禅和讃」の解説があり、そこに「現在、臨済宗では毎日唱えられるので、白隠著作の中でもっとも人口に膾炙したものとなっている。すでに口に親しく、耳に聞き慣れているので、白隠禅の真髄のように思われがちだが、そうではない。おそらくは白隠が40歳までに書かれたものと思われる。坐禅の効能を賛歎することは、必ずしも禅師の思想の核心ではない」とあります。 詳しくは下記のサイトをご覧ください。 『花園大学国際禅学研究所』 → 「坐禅和讃 [解説]」 なお、ここで見られる白隠自筆の和讃とされる「深沢氏蔵自筆本」には、上に掲げてあるものと表記に「和賛」「六種」「愚癡」「暗路」「早晩カ」「遁ル」などの違いが見られます。 |
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7. | 資料310に、「白隠禅師「夜船閑話」(やせんかんな)」があります。 | ||||