資料168 薄田泣菫の詩「時のつぐのひ」
時のつぐのひ
薄 田 泣 菫
時はふたりをさきしかば、
その償
(つぐの)
ひにかへりきて、
かなしき創
(きづ)
に、おもひでの
うまし涙を湧かしめぬ。
(注)
1.
「時のつぐのひ」は、詩集『白羊宮』に収められている詩です。
2.
上記の詩は、東京・金尾文淵堂、明治39年5月17日発行の『白羊宮』によりました。
3.
上記の金尾文淵堂発行の『白羊宮』は、
『国立国会図書館のデジタルコレクション」
所収の画像によるものです。
『国立国会図書館のデジタル
コレクション』
→
『白羊宮』
4.
資料169に
「薄田泣菫の詩「ああ大和にしあらましかば」」
があります。
作者・薄田泣菫についても、こちらをご覧ください。
5.
検索のために、「時のつぐのい」と、題名を現代仮名遣いでも書いておきます。
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