資料83 二十四節気


    二十四節気 (にじゅうしせっき)
          
太陽年を太陽の黄経に従って二四等分して、季節を示すのに用いる語。
             中国伝来の語で、その等分点を立春・雨水などと名づける。二十四節。
             二十四気。節気。 
(「二十四節気」の語釈は、『広辞苑』第6版による。)

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二十四節気

  読 み

     語 の 意 味

    語    注

 おおよその日時

 黄経  (度)

  1

  立春

 りっしゅん

 春、立つ。暦の上では、この日から春。

 

 2月 4日ごろ

   315

  2

  雨水

 うすい

 今まで降っていた雪が、解けて雨となって降る。

 

 2月19日ごろ

   330

  3

  啓蟄

 けいちつ

 冬篭りの虫が、地中から這い出る時節。

 啓=ひらく。蟄=虫などが土中に隠れ閉じこもる。

 3月 6日ごろ

   345

  4

  春分

 しゅんぶん

 太陽の中心が春分点に来た時。

 (昼夜の長さがほぼ等しい。)

 3月21日ごろ

    0

  5

  清明

 せいめい

 清く明らかな季節。明るい日差しがふりそそぐ。

 

 4月 5日ごろ

    15

  6

  穀雨

 こくう

 穀物を育てる雨の降る時節。

 

 4月20日ごろ

    30

  7

  立夏

 りっか

 夏、立つ。暦の上では、この日から夏。

 

 5月 6日ごろ

    45

  8

  小満

 しょうまん

 草木が茂って天地に満ちる時節。

 

 5月21日ごろ

    60

  9

  芒種

 ぼうしゅ

 穀物を植える季節。
 
稲・麦など、のぎのある穀物の意。 

 芒=のぎ。稲・麦などの実の外殻にある針状の突起。

 6月 6日ごろ

    75

 10

  夏至

 げし

 太陽が黄道上の夏至点を通過する時。

 

 6月22日ごろ

    90

 11

  小暑

 しょうしょ

 暑さが募ってくる時節。

 

 7月 8日ごろ

   105

 12

  大暑

 たいしょ

 厳しい暑さ。暑さの最も厳しい時節。

 

 7月23日ごろ

   120

 13

  立秋

 りっしゅう

 秋、立つ。暦の上では、この日から秋。

 (この日以後の暑さは、残暑。)

 8月 8日ごろ

   135

 14

  処暑

 しょしょ

 暑さがおさまる時節。

 「処」は、おさまる、落ち着くの意。

 8月24日ごろ

   150

 15

  白露

 はくろ

 露が降りるころ。

 白=美称。

 9月 8日ごろ

   165

 16

  秋分

 しゅうぶん

 太陽の中心が秋分点に来た時。

 (昼夜の長さがほぼ等しい。)

 9月23日ごろ

   180

 17

  寒露

 かんろ

 露が冷たく感じられるころ。

 

10月 9日ごろ

   195

 18

  霜降

 そうこう

 霜がおりる時節。

 

10月24日ごろ

   210

 19

  立冬

 りっとう

 冬、立つ。暦の上では、この日から冬。

 

11月 8日ごろ

   225

 20

  小雪

 しょうせつ

 雪が降り始める時節。

 

11月23日ごろ

   240

 21

  大雪

 たいせつ

 大いに雪の降る時節。

 

12月 8日ごろ

   255

 22

  冬至

 とうじ

 太陽が黄道上の冬至点を通過する時。

 

12月22日ごろ 

   270

 23

  小寒

 しょうかん

 寒さの募ってくる時節。寒の入り。

 

  1月 6日ごろ

   285

 24

  大寒

 だいかん

 寒さの最も厳しい時節。

 

  1月20日ごろ

   300

 

 

 (注) 1. 立春から数えて、88日目を「八十八夜」、210日目・220日目をそれぞれ「二百十日」
     「二百二十日」という。
       「八十八夜」は、陽暦の5月1〜2日ごろにあたり、種まきの適期とされる。茶どころ
     では、茶摘みの最盛期となる。『夏も近づく八十八夜(や)、野にも山にも若葉が茂る。
     「あれに見えるは茶摘(ちゃつみ)じゃないか、あかねだすきに菅(すげ)の笠。」』と文
     部省唱歌に歌われている。
       「二百十日」は、陽暦の9月1日ごろで、ちょうど稲の開花期にあたり、この前後によ
     く台風が襲来するので、厄日とされている。
       「二百二十日」は、陽暦の9月11日ごろで、二百十日と同じ意味で厄日とされる。
    2. 小寒から節分までの30日間を「寒(かん)」という。つまり、小寒と大寒とで、立春前
     の30日間に当たる。「小寒」に入ることを、「寒の入り」という。「寒の入り」は、1月6日
     ごろに当たる。
    3. 「春分の日」「秋分の日」を中日(ちゅうにち)とする各7日間を、それぞれ「春の彼岸」
     「秋の彼岸」という。7日間の最初の日が「彼岸の入り」、最後の日が「彼岸の明け」で
     ある。    
    4. 黄経
(こうけい)=天球上の一点から黄道に下した大円の足を、春分点から測った角距
           離。赤経と同じく、春分点から東の方へ測る。
       黄道
(こうどう)=[漢書天文志]地球から見て太陽が地球を中心に運行するように見える
           天球上の大円。天の赤道に対して約23.4度傾斜する。黄道が赤道と交わる
                    点は春分点・秋分点である。         
 (この項、『広辞苑』第6版による。)
    5. 『こよみのページ』というホームページに、「二十四節気」の詳しい解説がありますので、
     ぜひご参照ください。このページでは、その年の「二十四節気」の日にちを計算することも
     できます。また、「月齢カレンダー」その他があって、大変参考になります。
      また、「二十四節気」を更に細分した「七十二候」も出ています。
            『こよみのページ』 → 
「七十二候」
    6. 「立春」「立夏」などが「春立つ」「夏立つ」ならば、なぜ「立春」「立夏」ではなく「春立」
     
(春(主語)+立(述語))・「夏立」(夏(主語)+立(述語))とならないのか、という疑問について
     は、『老人(としより)の目』というブログに、「「春立つ日」はなぜ「立春」なのか」という
     記事がありますので、ご覧ください。
        『老人(としより)の目』 → 「「春立つ日」はなぜ「立春」なのか」

 

 

 

 

 

 

 


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