資料686 太安万侶の墓誌



         太安萬侶の墓誌

 
 『橿原考古学研究所附属博物館』のホームページによれば、日本最古の歴史書である古事記の選録者として著名な太安萬侶の墓が、昭和54年(1979年)1月に奈良市此瀬(このせ)町で茶畑の改植作業中に偶然発見されたそうです。墓の中に純銅に近い銅板の墓誌が納められていて、そこには次の41文字がきざまれてあったそうです。

  左京四條四坊従四位下勲五等太朝臣安萬侶以癸亥
  年七月六日卒之 養老七年十二月十五日乙巳
 
 この墓誌によって、この墓が太安萬侶の墓であること、そして太安萬侶が実在の人物であったことなどが分かったことで、この発見は極めて貴重な発見であったということです。


  (注) 1.  上記の太安万侶の墓誌は、『橿原考古学研究所附属博物館』のホームページの「大和の遺跡」に、「太安萬侶墓(おおのやすまろぼ)[奈良市此瀬町]」のページがあって、そこに出ている「太安萬侶の墓誌」によりました。
 詳しくは同ホームページをご覧ください。
  →『橿原考古学研究所附属博物館』
   →「大和の遺跡」
   →「安萬侶墓(おおのやすまろぼ)[奈良市此瀬町]」


   
    2.  奈良県立図書情報館のホームページに「昭和51年1月 太安萬侶の墓発見」のページがあり、ここで発見に関する詳しい情報が見られます。
 →「奈良県立図書情報館
  →「昭和51年1月 太安萬侶の墓発見
 
   
    3.  奈良観光協会のホームページの「観光スポット」に、「太安萬侶墓(おおのやすまろぼ)」があります。
 →「奈良観光協会」
  →「観光スポット」
  →「太安萬侶墓(おおのやすまろぼ)」
   
           
           
           






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