(注) | 1. |
書き順については、『漢字の正しい書き順(筆順)』というサイトを利用させていただきました。大変参考になるサイトです。 →『漢字の正しい書き順(筆順)』 |
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2. |
片仮名の「シ」の2画までを、「ツ」の初めの2画のように書く人がいるので要注意です。 片仮名の「シ」の基になった漢字「之」のことを考えれば、この2画が上から下へ書かれることが分るはずです。 |
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3. | 『こどものための書き方教室』というサイトに、カタカナの「シ」についての記述があって参考になります。 →『こどものための書き方教室』カタカナの「シ」について |
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4. |
少し古いのですが、昭和33年3月31日に発行された『筆順指導の手びき』(文部省)があります。 幾つか出ているので、次に『日本語史研究資料[国立国語研究所蔵]』に出ているものを挙げておきます。 →『筆順指導の手びき』(文部省)博文堂出版(株)発行 『筆順指導の手びき』(文部省)には、「1.本書のねらい」に、次のようにあります。 「漢字の筆順の現状についてみると、書家の間に行われているものについても、通俗的に一般社会に行われているものについても、同一文字に2種あるいは3種の筆順が行われている。特に楷書体の筆順について問題が多い。 このような現状から見て、学校教育における漢字指導の能率を高め、児童生徒が混乱なく漢字を習得するのに便ならしめるために、教育漢字についての筆順を、できるだけ統一する目的を以て本書を作成した。」 「もちろん、本書に示される筆順は、学習指導上に混乱を来たさないようにとの配慮から定められたものであって、そのことは、ここに取り上げなかった筆順についても、これを誤りとするものでもなく、また否定しようとするものでもない。」 また、「5.本書使用上の留意点」には次のようにあります。 「本書に取り上げた筆順は、学習指導上の観点から、一つの文字については一つの形に統一されているが、このことは本書に掲げられた以外の筆順で、従来行われてきたものを誤りとするものではない。」 |
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5. | 〇右と左の書き順が違うことについて 『筆順指導の手びき』(文部省)に、「原則8 横画が長く、左払いが短かい字では、左払いをさきに書く。横画が短かく、左払いが長い字では、横画をさきに書く。」とあります。 「右」は横画が長く、左払いが短かい字なので、左払いをさきに書くわけです。「左」は横画が短かく、左払いが長い字なので、横画をさきに書くわけです。 |
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6. |
『フリー百科事典ウィキペディア』に「筆順」の項があって参考になります。 →『フリー百科事典ウィキペディア』 →「筆順」 |