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2024年10月13日(日)のNHKスペシャル「If I must die
ガザ 絶望から生まれた詩」で、絶望的な状況が続くガザ地区で生まれた一編の詩が紹介されました。詩の作者は、”言葉による抵抗”を掲げて来たガザ・イスラーム大学教授リフアト・アライールです。リフアトは去年の12月、イスラエル軍の空爆で亡くなりました。(リフアト・アライール:1979年9月23日~2023年12月6日、享年44。生没年月日は、フリー百科事典『ウィキペディア』記載のものに拠りました。) この番組について、NHKホームページに「概要・番組内容」として次のようにあります。 概要 絶望的な状況が続くガザ地区。そこで生まれた一編の詩が、いま70以上の言語に翻訳され、世界を駆け巡っている。「私の物語を伝えてください」と書き残した詩人の思いをたどる。 番組内容 絶望的な状況が続くパレスチナ・ガザ。そこで生まれた一編の詩が、いま70以上の言語に翻訳され、世界を駆け巡っている。この詩を書いたのは”言葉による抵抗”を掲げてきたガザの詩人リフアト・アライール。「私の物語を伝えてください」と語るその詩は、詩人の死と共に世界に拡散した。”戦争”という暴力を前に、言葉は抵抗の力となりうるのか。詩人が言葉に託した思いとそれを受け取った人々の姿をドキュメントする。 → NHKスペシャル「If I must die ガザ 絶望から生まれた詩」 ここに、この番組で紹介された詩及び日本語訳を記録しておきたいと思います。 |
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2. | 〇フリー百科事典『ウィキペディア』に「リファアト・アルアリイール」の項があります。 (リファアト・アルアリイールは、リファアト・アル=アリイール、リフアト・アルアライール、リフアト・アライールなどと書かれるようです。) → フリー百科事典『ウィキペディア』 → リファアト・アルアリイール 〇『ウィキペディア』の「リファアト・アルアリイール」の項の『If I must die』のところに、次のようにあります。 アルアリイールの詩『If I must die』(もし私が死なねばならないなら)は、殺害後に多くの人々の間で共有され、40以上の言語に翻訳されている。『If I must die』は元々は2011年に書かれ、同年11月27日に同氏のブログに掲載された。殺害の約1カ月前である2023年11月1日に、本人がX(旧ツイッター)に再掲載し、更にその投稿をプロフィール上部にピン留めして広く知られるようになった。このXでの投稿時には、自己事前訃報記事のようだと、周囲をざわつかせ、アルアリイールを知る人たちを不安にさせた。 |
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3. |
この詩については、ネット上に多くの記載がありますのでご覧ください。そのうちの一つを挙げておきます。 →『戦いのノート』by カツミタカヒロ「Refaat Alareer "If I must Die"(もしわたしが死を免れないなら)【英日対訳】」 |
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