資料582 「立春」「立夏」はなぜ「春立」「夏立」ではないのか



     「立春」「立夏」はなぜ「春立」「夏立」ではないのか


「立春」「立夏」「立秋」「立冬」は、それぞれ「春が立つ」「夏が立つ」「秋が立つ」「冬が立つ」 だと私たちは理解していますが、それなら語順から言うと、「春が立つ」「夏が立つ」……はそれぞれ「春立」「夏立」……となるはずで、「立春」「立夏」……では「春を立てる」「夏を立てる」……となってしまうのではないでしょうか。

漢語が「主語+述語」で構成されているものに、
 日没 国立 地震
などがあります。
また、「述語+目的語」で構成されているものに、
 登山 読書 握手
などがあります。

つまり、「立春」「立夏」はそれぞれ「立(述語)+春(目的語)」「立(述語)+夏(目的語)」となっていて、これでは「春を立てる」「夏を立てる」となってしまうのではないか。「春が立つ」「夏が立つ」なら、「春(主語)+立(述語)」「夏(主語)+立(述語)」いう語順になるはずではないか、ということです。

この疑問については、大修館書店のホームページに『漢字文化資料館』があって、そこに「漢字Q&A」のコーナーがあったので、そこでお尋ねしてみました。
すると、「立春」は「春立つ」、ならば漢字の順序として「春立」でないといけないのではないですか?という形で取り上げていただき、回答していただきました。
それが、今は「漢字Q&A〈旧版〉」の Q 0457 に出ていますので、ご覧ください。
   大修館書店ホームページ →『漢字文化資料館』
          →「漢字Q&A〈旧版〉」 → Q 0457


  (注) 1. このことは既に、『老人(としより)の目』というブログに、「「春立つ日」はなぜ「立春」なのか」という題で取り上げてあります。
 『老人(としより)の目』 「春立つ日」はなぜ「立春」なのか
   
           
           



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