資料489 河野談話(河野内閣官房長官談話)
まえおき 前大戦中における、いわゆる従軍慰安婦問題については、そこに軍の関与があったのかなかったのか、強制的なものであったのかそうでなかったのか、などについてさまざまな見解があり、そのことで我が国と近隣諸国、特に韓国との間にぎくしゃくとした関係を生み出しています。 この問題が取り上げられる際に必ず持ち出されるのが、平成5年(1993年)8月4日に、宮沢喜一内閣の官房長官だった河野洋平氏によって表明された「河野談話」です。そこで、「河野談話」の内容をしっかり把握するために、ここに談話の内容を掲げることにしました。 この談話については、それを認める立場がある一方で、談話には誤りがあり撤回すべきだという意見まであります。 なお、この河野官房長官談話は、同じ日に内閣官房内閣外政審議室から発表された文書「いわゆる従軍慰安婦問題について」を受けて表明されたものです。 → 内閣官房内閣外政審議室「いわゆる従軍慰安婦問題について」 |
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慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話
平成5年8月4日
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(注) | 1. | 上記の「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」の本文は、外務省のホームページに掲載されているものによりました。 外務省 → 「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」 |
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2. | この河野内閣官房長官談話は、上にも記したように、同じ日(平成5年(1993年)8月4日)に内閣官房内閣外政審議室から発表された文書「いわゆる従軍慰安婦問題について」を受けて表明されたものです。 | |||
3. | フリー百科事典『ウィキペディア』に、「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」の項があります。 フリー百科事典『ウィキペディア』 →「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」 ただし、『ウィキペディア』のこの項については、「この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。そのため偏った観点から記事が構成されているおそれがあります。議論はノートを参照してください。(2007年2月)」という注記がありますので、注意してください。 |
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