資料387 寺田寅彦の随筆「天災と国防」(旧字・旧仮名)
天災と國防 寺田寅彦
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(注)
1.
上記の寺田寅彦の随筆「天災と國防」(旧字・旧仮名)の本文は、『寺田寅彦全集』文學篇第五巻(隨筆五)(岩波書店、昭和25年9月5日第1刷発行)に拠りました。
2.
上記の全集(第五巻)の後記によれば、「天災と国防」は、昭和9年11月『経済往来』第9巻第11号に発表され、昭和10年7月発行の『蛍光板』に収録された由です。
3.
平仮名の「く」を縦に伸ばしたような形の繰り返し符号は、元の文字を繰り返して表記してあります(「生ま生ましい」「そろそろ」「めちやめちや」「つくづく」「うかうか」)。
また、平仮名の「こ」を押しつぶしたような形の繰り返し符号は、「々」に置き換えてあります(「屢々」)。
4.
寺田寅彦(てらだ・とらひこ)=物理学者・随筆家。東京生れ。高知県人。東大教授。地球物理学を専攻。夏目漱石の門下、筆名は吉村冬彦。随筆・俳句に巧みで、藪柑子と号した。著「冬彦集」「藪柑子集」など。(1878~1935)(『広辞苑』第6版による。)
5.
フリー百科事典『ウィキペディア』に「寺田寅彦」の項があります。
6.
新字・新仮名によって読みやすく書き改められた「天災と国防」の本文を、青空文庫で読むことができます。底本は、改版された岩波文庫『寺田寅彦随筆集』第五巻(昭和23(1948)年11月20日第1刷、昭和38(1963)年6月16日第20刷改版、平成9(1997)年9月5日第65刷)だそうです。
→ 新字・新仮名による「天災と国防」(青空文庫)
7.
寅彦が4歳から19歳までを過ごした旧宅を復元した「寺田寅彦記念館」が高知市にあります。
8.
電子図書館『図書館。in』で、寺田寅彦の一部の作品を、縦書きで読むことができます。
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