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(注) |
1. |
上記の「吉丸一昌・作詞「早春賦」」の歌詞は、講談社文庫『日本の唱歌[上]』明治篇(金田一春彦・安西愛子編、講談社・昭和52年10月15日第1刷発行・昭和57年7月30日第3刷発行)によりました。
ただし、引用者が現代仮名遣いを歴史的仮名遣いに改めてあります。 |
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2. |
「早春賦」の出典は、ワイド版岩波文庫『日本唱歌集』(堀内敬三・井上武士編、岩波書店・1991年6月26日第1刷発行、2001年4月5日第10刷発行)巻末の「参考文献」によれば、吉丸一昌(編)『新作唱歌(三)』(大正2年2月・敬文館発行)の由です。『新作唱歌(三)』の歌詞は、すべて吉丸一昌の作だそうです。 |
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3. |
この「早春賦」は、中田章の曲でよく知られています。この曲の、女声合唱団「湘南コール・グリューン」による合唱を、You Tube の「早春賦」で聞くことができます。
現在は著作権の関係で削除されていて、残念ながら聞くことができません。(2012年6月26日)
注9 に、NHK東京放送児童合唱団、ダークダックス、日本合唱協会による合唱の案内があります。 |
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4. |
「早春賦」の歌碑が、安曇野市の穂高川右岸に建っているそうです。
『InfoAtlas』というサイトに「早春賦歌碑
公園」というページがあり、そこで写真を見ることができます。
「早春賦」は、吉丸が訪れた安曇野の早春を歌った歌だそうです。
なお、「早春賦」の碑の前の広場で、毎年4月29日(昭和の日)に「早春賦まつり」が開かれているそうです。
『信州とっておき情報』というサイトに、「早春賦まつり」の紹介が出ていますのでご覧ください。 |
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5. |
吉丸一昌(よしまる・かずまさ)=国文学者・作詞家。明治6年(1873)、大分県に生まれる。旧制五高を経て、東京帝国大学国文科を卒業。府立三中に勤めたが、明治41年(1908)、東京音楽学校の教授となり、国語と作歌を教えた。また、生徒監をつとめて、こわい先生だったという。明治44年(1911)から大正3年(1914)にかけて発行された文部省著作『尋常小学唱歌』の編纂委員会の作詞委員長となって以降、本格的に作詞に取り組んだ。明治45年(1912)から『新作唱歌』 全10集(一・二は、初め『幼年唱歌』として発行され、後に『新作唱歌』と改題)を編著。その中には「早春賦」(作曲・中田章)、「故郷を離るる歌」(ドイツ民謡)、などが含まれている。性磊落、酒を好み、「おもしろやおぼろおぼろと酔いぬればわが天地は春めきにけり」と、自作の短歌を放吟した(引用者注:「天地」は「あめつち」と読むと思われます。)。そうして酔えば忽ち、蹌々踉々として シューラシューラという、わけのわからぬ歌を歌いながら、独特の踊りを演じたという。大正5年(1916)、43歳の若さで亡くなった。(1873~1916)(以上は、主としてフリー百科事典『ウイキペディア』の「吉丸一昌」の項によりました。一部、講談社文庫『日本の唱歌[上]』・ワイド版岩波文庫『日本唱歌集』から引用させていただいたところがあります。) |
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6. |
『臼杵市観光情報協会』のホームページの「先哲」のページに、吉丸一昌についての紹介があります。 |
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7. |
『d-score』というサイトで、吉丸一昌の肖像写真を見ることができます。 |
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8. |
『朋盟のホームページ』というサイトに「愛唱歌歌詞解説」のページがあり、そこに「早春賦」の歌詞解説があって参考になります。 |
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9. |
YouTube
で、NHK東京放送児童合唱団、ダークダックス、日本合唱協会による、それぞれの「早春賦」の合唱を聞くことができます。
→ NHK東京放送児童合唱団による「早春賦」の合唱
→ ダークダックスによる「早春賦」の合唱
→ 日本合唱協会による「早春賦」の合唱
(2番の歌詞まで) |
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10. |
『世界の民謡・童謡』というサイトで、「早春賦」のオルゴール風のメロディーを聞くことができます。 → 「早春賦」のオルゴール風のメロディー |
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