(注) | 1. | 上記の「祇園精舎」の本文は、日本古典文学大系32『平家物語 上』(高木市之助・小澤正夫・渥美かをる・金田一春彦校注、岩波書店 昭和34年2月5日第1刷発行、昭和39年1月30日第5刷発行)によりました。 | |||
2. | 凡例によれば、上記の平家物語は、龍谷大学図書館所蔵の平家物語を底本とし、章節を分ち、段落を区切り、句読点の類を施し、傍らに漢字・仮名を振り、清濁を区別し、文字を若干改めた由です。校合には主として高良神社本と寂光院本とを用い、その他の諸本を参考にしたとあります。(詳しくは同書を参照して下さい。) 龍谷大学本は、覚一本を転写した本の一つだということです。 |
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3. |
平仮名の「く」を縦に伸ばした形の繰り返し符号は、仮名を繰り返して表記してあります。(「とりどり」) また、「娑羅雙樹」の「娑」は、「沙」とする本もあります。 |
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4. | 平家物語(へいけ・ものがたり)=軍記物語。平家一門の栄華とその没落・滅亡を描き、仏教の因果観・無常観を基調とし、調子のよい和漢混淆文(わかんこんこうぶん)に対話を交えた散文体の一種の叙事詩。平曲として琵琶法師によって語られ、軍記物語・謡曲・浄瑠璃以下後代文学に多大の影響を及ぼした。原本の成立は承久(1219-1222)~仁治(1240-1243)の間という。成立過程には諸説あるが、早くから読み本・語り本の系統に分かれて異本を派生したと考えられ、前者には六巻本(延慶本)・二〇巻本(長門本)・四八巻本(源平盛衰記)など、後者には一二巻本に灌頂巻(かんじょうのまき)を加えた覚一本・流布本などがある。治承物語。平語。(『広辞苑』第6版による) | ||||
5. | フリー百科事典『ウィキペディア』に「平家物語」の項があります。 | ||||
6. | 国立国会図書館の『デジタルコレクション』で、慶長年間に出版された『平家物語』が、画像で見られます。 | ||||
7. | 様々な系統の『平家物語』を、『菊池眞一研究室』読むことができます。 →『菊池眞一研究室』 |
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8. | 『風のきた道─清盛慕情─』というサイトがあって、ここに平家物語の解説や全文の現代語訳、その他があって参考になります。 「平家物語全文現代語訳」「平氏系図」「平清盛年表」「平家物語登場人物総覧」「平家物語和歌総覧」 その他 (現在、リンクが繋がらないようです。2012年6月16日) |
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9. | 『Zaco's
Page』というサイトに、「国語の先生の為のテキストファイル集」というページがあり、そこに『平家物語』の本文が入っています。(2012年5月25日付記) 『Zaco's Page』 →「国語の先生の為のテキストファイル集」 |
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