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(注) |
1. |
『国立国会図書館デジタルコレクション』の中に、三木露風の詩集『廢園』の本文画像が出ていますので、そこで詩の本文を見ることができます。
『国立国会図書館デジタルコレクション』
→ 詩集『廢園』(光華書房、明治42年9月20日発行)
(166~167 / 182 が「ふるさとの」の詩のページです。)
詩集『廢園』では、総ルビになっていますが、ここでは引用者が必要と認めたもの以外は、ルビを省略してあります。 |
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2. |
上記の「ふるさとの」の詩の初出は、明治40年12月の『文庫』で、のちに詩集『廢園』(光華書房、明治42年9月発行)に収められました。
この詩は、詩集『廢園』の最後に、「二十歳までの抒情詩」として、28篇掲載されているうちの一篇です。
『廢園』のこの詩のあとに、「明治四十年十月」とありますから、この詩は露風満18歳の時の作だということになります。(露風は、明治22年6月23日の生まれです。) |
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3. |
『四季・コギト・詩集ホームページ』というホームページの中に、『廃園』の画像が入っていますので、ここで「ふるさとの」という詩を読む(見る)ことができます。
詩集『廢園』の本文画像 (外箱の画像から始まります) (175~176 / 187 が「ふるさとの」の詩のページです。) |
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4. |
吉田精一著『鑑賞現代詩
I 明治』(筑摩書房、1966年10月20日新版第1刷発行)に、この詩が取り上げてあります。 |
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5. |
三木露風(みき・ろふう)=詩人・歌人。本名、操。兵庫県生れ。1907年(明治40)相馬御風らと早稲田詩社を結成、「白き手の猟人」で神秘的な象徴詩を完成。ほかに「廃園」「幻の田園」など。(1889-1964)(『広辞苑』第6版による。) |
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6. |
『早稲田と文学』というサイトの「作家一覧」に、「三木露風」のぺージがあります。そこで、露風の肖像写真や、詩集『廃園』の表紙写真、「赤とんぼ」の自筆歌詞、生家の写真などが見られます。 |
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7. |
この詩には、斎藤佳三(1887-1955)が曲をつけています。 |
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8. |
『YouTube』に出ている「ふるさとの」から、次の歌を紹介しておきます。
→ 「ふるさとの」(三木露風作詩、斎藤佳三作曲) |
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