資料167 新日本建設に関する詔書(昭和21年1月1日の詔書)
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新日本建設に関する詔書
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(注) | 1. | 詔書の本文は、『国立公文書館アジア歴史資料センター』の作成による「アジア歴史資料データベース」所収の「御署名原本・昭和二十一年・詔書一月一日・新日本建設に関する詔書」の画像によりました。 | |||
2. | この詔書は、一般に昭和天皇の「人間宣言」と言われている詔書です。 | ||||
3. | 次に、詔書の語句の読みのいくつかを示しておきます。 〇茲ニ……ここに。 〇國是……こくぜ。 〇五箇條ノ御誓文……ごかじょうのごせいもん。 〇上下心ヲ一ニシテ……しょうかこころをいつにして。 〇經綸……けいりん。 〇叡旨……えいし。 〇朕ハ……ちんは。 〇誓ヲ新ニシテ……ちかいをあらたにして。 〇須ラク……すべからく。 〇暢達シ……ちょうたつし。 〇眞ニ……まことに。 〇克ク……よく。 〇夫レ……それ。 〇效スベキノ秋……いたすべきのとき。 〇惟フニ……おもうに。 〇亘レル……わたれる。 〇動モスレバ……ややもすれば。 〇詭激ノ風……きげきのふう。 〇頗ル……すこぶる。 〇兆……きざし。 〇洵ニ……まことに。 〇休戚ヲ分タント……きゅうせきをわかたんと。 〇紐帶……ちゅうたい。 〇延テ……ひいて。 〇時艱ニ蹶起シ……じかんにけっきし。 〇相倚リ相扶ケ……あいよりあいたすけ。 〇我至高ノ傳統……わがしこうのでんとう。 〇斯ノ如キハ……かくのごときは。 〇所以……ゆえん。 〇心ヲ一ニシテ……こころをいつにして。 〇自ラ奮ヒ……みずからふるい。 〇庶幾フ……こいねがう。 |
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4. | 『オロモルフのホームページ』に、「いわゆる「人間宣言」について(オロモルフ)」というページがあって参考になります。 このホームページは現在見られないようですが、『古事記に親しむ改 または「日本書紀演義」』というサイトに、上記の「いわゆる「人間宣言」について(オロモルフ)」の一部が紹介されています。 『古事記に親しむ改 または「日本書紀演義」』 → 新日本建設の詔書(俗称:天皇人間宣言) |
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