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(注) |
1. |
本文は、岩波書店版『漱石全集』第12巻(初期の文章及詩歌俳句、昭和42年3月30日発行)によりました。 |
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2. |
「く」を縦に長く伸ばした形の、平仮名の繰り返し符号は、普通の仮名に直してあります。(「にやにや」「どんどん」「是でもか是でもか」「チンチン」「日に日に」など) |
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3. |
この「自轉車日記」は、明治36年6月20日発行の『ホトトギス』に掲載されました。 |
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4. |
初めの部分に出てくる「○○氏」について、『漱石全集』第12巻巻末の「注解」に次のようにあります。
小宮豊隆の叔父に当る犬塚武夫のこと。小宮豊隆『夏目漱石』三七「神経衰弱」に「犬塚武夫は、三土忠造とともに小笠原長幹の御傅役として渡英し、偶然漱石と下宿を同じくしてゐたので、漱石の神経衰弱を気の毒に思ひ、自転車の稽古にひつぱり出したのだといふ」とある。
また、その後に出てくる「其友なる貴公子某伯爵」というのは小笠原長幹のことと、同じ小宮豊隆『夏目漱石』三七「神経衰弱」に出ています。 |
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5. |
青空文庫の中に、ちくま文庫『夏目漱石全集 10』所収の「自転車日記」が入っています。この本文は新字・現代仮名遣いで表記され、ルビがついているので、読みやすくなっています。 ただし、ちくま文庫に付いている語注は付いていません。 |
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6. |
東北大学附属図書館のホームページに、「漱石文庫」があります。
「東北大学デジタルコレクション」に、「漱石文庫データベース(2309)」と「漱石文庫データベース(2020年再撮影)(811)」があります。 |
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7. |
「漱石文庫関係文献目録」は、夏目漱石旧蔵書(東北大学「漱石文庫」を含む)について言及している文献を収集したもので、該当部分の記事を抜粋して収録してあります。 |
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8. |
「ウェブ上の漱石」という、漱石関連の情報を集めたページがあります。
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9. |
2019年5月9日の朝日新聞デジタルが、ロンドン漱石記念館の再開を伝えています。 「漱石記念館、ロンドンで再開 天皇陛下の記帳など公開 文豪・夏目漱石(1867~1916)が英国に留学した際の資料を集めた「ロンドン漱石記念館」が8日、ロンドン郊外で開館した。2016年までロンドン市内にあった同館の展示を移し、3年ぶりに再開した。」
『小林恭子の英国メディア・ウオッチ』というブログに、ロンドン漱石記念館の 紹介記事があって、参考になります。 『小林恭子の英国メディア・ウオッチ』 → ロンドン漱石記念館 |
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10. |
『ぶらり重兵衛の歴史探訪2』というサイトの「会ってみたいな、この人に」(銅像巡り・銅像との出会い)に、新宿区早稲田南町の漱石公園(漱石山房跡)にある「夏目漱石の胸像」の写真や、漱石誕生の地の紹介などがあります。 |
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