(注) | 1. | 本文は、新釈漢文大系71『唐宋八大家文読本 二』(星川清孝著、明治書院・昭和51年12月15日初版発行)によりました。 | |||
2. | 本文に施されている返り点・句読点や改行等は省略しました。 | ||||
3. | 柳宗元(りゅう・そうげん)=中唐の詩人・文章家。唐宋八家の一人。字は子厚。河東(山西永済)の人。監察御史となる。王叔文の失脚に伴って永州(湖南)、のち柳州(広西)に左遷されてその地で没。挫折の憂いを山水に晴らし、すぐれた自然詩と散文を残す。王維・孟浩然・韋応物と並び、王孟韋柳の称がある。文章では韓愈と共に古文復興運動を提唱。著「柳河東集」など。(773~819) (『広辞苑』第6版による。) | ||||